スウェーデンの家具大手イケアは、各国・地域で販売する商品のインドからの調達を、2020年に2倍の6億ユーロに増やす方針だ。現在は繊維製品が7割を占めるが、家具の調達を視野に入れている。PTI通信が23日伝えた。
イケアは3億1,800万ユーロ規模の商品をインドから輸出。繊維製品のほか、ソファやマットレス、台所用品も含まれる。インド企業約50社がサプライヤーとなっており、昨年は15社と新たに契約を結んだ。木製や竹製の家具、金属やプラスチック製の商品、照明の調達を計画しているという。
イケアはインドで、今年後半に南部テランガナ州とアンドラプラデシュ州の共通州都ハイデラバードで1号店を開業する予定。5月には西部マハラシュトラ州ナビムンバイで2号店の建設に着手し、2018年半ばの開店を目指す。2025年までに1,050億ルピーを投じて、25店舗を展開する方針だ。【NNAインド】
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