昨年の軍事費ランキングで、ロシアがサウジアラビアを追い抜き、第3位に浮上した。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が24日、発表した。
それによると、ロシアの軍事費は5.9%増の692億ドル。軍事費が国内総生産(GDP)に占める割合は5.3%に達し、ソビエト連邦の崩壊以降、最高を記録した。
国別に見ると、首位の米国は6,110億ドルと前年から1.7%増加し、世界全体の36%を占めた。次いで中国が5.4%増の2,150億ドルで第2位を維持。4位のサウジアラビアは大きく30%減らして637億ドル、5位のインドは8.5%増の559億ドルだった。
世界全体の軍事費は推定1兆6,860億ドルと、前年比0.4%拡大。2年連続でプラスとなった。対GDP比は2.2%だった。
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