英国人の愛パスポート申請、第1四半期は67%増

英国人によるアイルランドのパスポート発行申請の増加傾向が続いている――。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた動き。外務省のデータを元に、BBC電子版が15日伝えた。

それによると、今年の第1四半期(1~3月)の北アイルランドからのパスポート申請件数は2万7,898件となり、前年同期比27%増加。北アイルランド以外の英国からのパスポート申請件数は2万3,181件と、42%伸びた。英国全体では1年前から67%増えている。

英国ではブレグジットの機運が高まり始めた昨年初めからパスポート申請件数が徐々に増加していたが、決定後に伸びが加速。決定直後となる昨年7~10月の申請件数を見ると、北アイルランドを除く英国からは2万6,308件と1年前の2倍近くに急増した。北アイルランドでも1万9,424件と、68.3%伸びている。

こうした中、アイルランドでは全体のパスポート申請件数も増加している。2016年通年では前年比10.4%増え、過去最高の75万833件に達した。今年第1四半期は26%増に加速している。外務省は、ブレグジット以外にも、アイルランドにおける人口増加や、近年の海外旅行人気などが要因と分析している。

アイルランド国籍は両親のどちらかがアイルランド生まれのアイルランド人であれば自動的に付与されるほか、祖父母がアイルランド国籍保持者の場合、自身の出生が政府に登録されていれば国籍が取得できる。同様に、父母の出生が自身の誕生より前に政府に登録されていれば、曽祖父母やさらにその前の世代までさかのぼって自身がアイルランド系であることを証明し、国籍を取ることが可能だ。


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