日本政府観光局(JNTO)は3月30日、ローマとマドリードに事務所を開設した。日本政府は2020年までに訪日外国人旅行者を4,000万人に引き上げる目標を掲げており、今回の新設で、JNTOの海外事務所は世界全体で20カ所に達した。
これらの事務所は、訪日旅行の市場分析とマーケティングのほか、現地旅行社を通じた日本向けツアーの企画・販売促進などを手掛けつつ、現地目線で訪日プロモーション事業を強化する。
昨年の訪日外国人旅行者数は2,404万人と過去最高を記録。うちイタリアは前年比15.6%増の11万9,252人、スペインは19%増の9万1,849人で、共に過去最多となっている。
JNTOの欧州事務所は、昨年12月に開設したモスクワのほか、ロンドン、フランクフルト、パリにもある。[日本企業の動向]
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