• 印刷する

パリとロンドン、英EU離脱後の観光振興で協力

英国による欧州連合(EU)離脱通告を翌日に控えた28日、ロンドンのカーン市長は訪問先のパリのイダルゴ市長と、観光・ビジネス振興で協力することを約束した。ブレグジットによる打撃を緩和する狙い。両市長の共同声明を元に、ロイター通信などが伝えた。

声明は「パリとロンドンは、競争よりも建設的な提携に注力することを選択した」と提携の意義を強調。具体的には、それぞれの公式観光ウェブサイトが持つ観光資源を共有し、外国人観光客の誘致を図るほか、中小企業を対象とした「ウェルカム・プログラム」では、どちらかの都市で事業を行う企業を、もう一方の都市に進出できるよう支援する。例えば、両国のほかベルギーを結ぶ国際高速鉄道ユーロスターのディスカウント乗車券を提供する。

こうしたプロジェクトを共に進めることで、雇用を創出し経済成長につなげられるとしている。[労務]


関連国・地域: 英国フランスEU
関連業種: 運輸IT・通信観光マクロ・統計・その他経済雇用・労務政治

その他記事

すべての文頭を開く

英EU関係の新たな第1歩 <連載コラム・欧州経済の潮流を読む> 第70回(06/20)

テレコムなど共同参画は決裂 AIギガファクトリー建設構想(06/20)

ユーロ圏建設業生産、4月は1.7%増加(06/20)

宇宙開発OHB、重力波観測でESAと契約(06/20)

【ウイークリー統計】第192回 EU企業、5割超がオンライン会議実施(06/19)

ルーマニアのエアフィルター社、新工場建設(06/19)

EU理事会、廃車リサイクル規則案で合意(06/19)

欧州委、証券化規制の見直しを提案(06/19)

欧州委、中国アリエクスプレスに違法判断(06/19)

欧州委、防衛企業の合併規制緩和を提案(06/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン