• 印刷する

パリとロンドン、英EU離脱後の観光振興で協力

英国による欧州連合(EU)離脱通告を翌日に控えた28日、ロンドンのカーン市長は訪問先のパリのイダルゴ市長と、観光・ビジネス振興で協力することを約束した。ブレグジットによる打撃を緩和する狙い。両市長の共同声明を元に、ロイター通信などが伝えた。

声明は「パリとロンドンは、競争よりも建設的な提携に注力することを選択した」と提携の意義を強調。具体的には、それぞれの公式観光ウェブサイトが持つ観光資源を共有し、外国人観光客の誘致を図るほか、中小企業を対象とした「ウェルカム・プログラム」では、どちらかの都市で事業を行う企業を、もう一方の都市に進出できるよう支援する。例えば、両国のほかベルギーを結ぶ国際高速鉄道ユーロスターのディスカウント乗車券を提供する。

こうしたプロジェクトを共に進めることで、雇用を創出し経済成長につなげられるとしている。[労務]


関連国・地域: 英国フランスEU
関連業種: 運輸IT・通信観光マクロ・統計・その他経済雇用・労務政治

その他記事

すべての文頭を開く

覚悟のうえで 【月次リポート】欧州(11月)(12/05)

【欧州航空・鉄道論】オリエント・エクスプレスの再生 失われた豪華列車が復活へ(12/05)

EU、重要原材料の確保・依存減へ計画発表(12/05)

EU、新たなウクライナ支援案=露資産活用(12/05)

EU、AIギガファクトリー入札へ=1月(12/05)

EU、「ワッツアップ」のAI規約を調査(12/05)

米露、ウクライナ和平案を協議=進展なし(12/04)

【ウイークリー統計】第204回 企業の2割、ICT被害に遭遇(12/04)

EU、27年までに露産ガスの輸入を完全停止(12/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン