• 印刷する

パリとロンドン、英EU離脱後の観光振興で協力

英国による欧州連合(EU)離脱通告を翌日に控えた28日、ロンドンのカーン市長は訪問先のパリのイダルゴ市長と、観光・ビジネス振興で協力することを約束した。ブレグジットによる打撃を緩和する狙い。両市長の共同声明を元に、ロイター通信などが伝えた。

声明は「パリとロンドンは、競争よりも建設的な提携に注力することを選択した」と提携の意義を強調。具体的には、それぞれの公式観光ウェブサイトが持つ観光資源を共有し、外国人観光客の誘致を図るほか、中小企業を対象とした「ウェルカム・プログラム」では、どちらかの都市で事業を行う企業を、もう一方の都市に進出できるよう支援する。例えば、両国のほかベルギーを結ぶ国際高速鉄道ユーロスターのディスカウント乗車券を提供する。

こうしたプロジェクトを共に進めることで、雇用を創出し経済成長につなげられるとしている。[労務]


関連国・地域: 英国フランスEU
関連業種: 運輸IT・通信観光マクロ・統計・その他経済雇用・労務政治

その他記事

すべての文頭を開く

ブルガリア、独ラインメタルと合弁設立へ(09/03)

EU防衛費、24年はGDP比1.9%に(09/03)

ユーロ圏インフレ率、8月は2.1%=速報値(09/03)

欧州委員長の搭乗機、露による電波妨害か(09/02)

ルーマニア、零細企業のVAT免除枠を改定(09/02)

ユーロ圏製造業、38カ月ぶりの分岐点越え(09/02)

ユーロ圏失業率、7月は6.2%にやや改善(09/02)

次世代戦闘機の解決策協議 独仏スペインの国防相、10月に(09/01)

【今週の主な予定】9月1~5日(09/01)

デンマーク政府、今年の経済見通し引き下げ(09/01)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン