• 印刷する

英の小切手現金化、デジタル技術で1営業日短縮

小切手の現金化に必要な日数が、現在の最大6営業日から1営業日に短縮される。紙ベースではなくデジタル画像を用いることで、輸送にかかる時間が不要となるため。英国の小切手決済システムを管理する業界団体チェック・アンド・クレジット・クリアリング・カンパニー(C&CCC)が22日明らかにした。

新しい小切手決済方法は、小切手の振出人が小切手のデジタル写真を撮って金融機関に送り、金融機関側はそれに基づいて決済を行う。10月30日から一部の銀行および住宅金融組合で導入され、2018年後半にはすべての銀行と住宅金融組合でサービスが開始される見通し。また、デジタル画像を撮ることが難しい利用者のために、従来通り紙ベースの小切手を使用した決済方法も利用できる。

近年、小切手の使用は減少しているものの、英国では昨年も4億7,700万ポンドの小切手が振り出された。また2010年には、小切手決済を2018年までに廃止する計画が持ち上がったが、世論や国会議員からの反発を受けて撤回されている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融IT・通信マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

JLR、8日から生産再開 中部2工場から段階的=物流も(10/08)

英政府、住宅売買制度の改革案を発表(10/08)

ハリファックス住宅価格、9月は0.3%低下(10/08)

建設業PMI、9月は上昇も分岐点割れ(10/08)

英化学イネオス、独の生産2拠点を閉鎖へ(10/08)

日立レール、英工場を初公開 <独自>近代鉄道の誕生200周年(10/07)

高級車JLR、エンジン工場が稼働再開(10/07)

スターマー首相、インド公式訪問=8~9日(10/07)

新車登録台数、9月は13.7%増加(10/07)

中国BYD、英が国外最大市場に=販売10倍(10/07)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン