• 印刷する

英の小切手現金化、デジタル技術で1営業日短縮

小切手の現金化に必要な日数が、現在の最大6営業日から1営業日に短縮される。紙ベースではなくデジタル画像を用いることで、輸送にかかる時間が不要となるため。英国の小切手決済システムを管理する業界団体チェック・アンド・クレジット・クリアリング・カンパニー(C&CCC)が22日明らかにした。

新しい小切手決済方法は、小切手の振出人が小切手のデジタル写真を撮って金融機関に送り、金融機関側はそれに基づいて決済を行う。10月30日から一部の銀行および住宅金融組合で導入され、2018年後半にはすべての銀行と住宅金融組合でサービスが開始される見通し。また、デジタル画像を撮ることが難しい利用者のために、従来通り紙ベースの小切手を使用した決済方法も利用できる。

近年、小切手の使用は減少しているものの、英国では昨年も4億7,700万ポンドの小切手が振り出された。また2010年には、小切手決済を2018年までに廃止する計画が持ち上がったが、世論や国会議員からの反発を受けて撤回されている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融IT・通信マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

日立レール、スイス国鉄のデジタル化に参画(12/19)

英中銀、3会合ぶり利下げ 政策金利3.75%に(12/19)

BP、初の女性CEOを指名=来年4月就任(12/19)

住友商事、英洋上風力発電の開発許可取得(12/19)

英首相、露新興財閥に圧力=約束不履行で(12/19)

EU、国境炭素税の英免除を当面見送り(12/19)

マスダール、ストックポートのBESS稼働(12/19)

スペインのAENA、英北部2空港に出資(12/19)

CBI製造業受注、12月は改善(12/19)

英モンゾ、アイルランドで銀行免許取得(12/18)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン