• 印刷する

英の小切手現金化、デジタル技術で1営業日短縮

小切手の現金化に必要な日数が、現在の最大6営業日から1営業日に短縮される。紙ベースではなくデジタル画像を用いることで、輸送にかかる時間が不要となるため。英国の小切手決済システムを管理する業界団体チェック・アンド・クレジット・クリアリング・カンパニー(C&CCC)が22日明らかにした。

新しい小切手決済方法は、小切手の振出人が小切手のデジタル写真を撮って金融機関に送り、金融機関側はそれに基づいて決済を行う。10月30日から一部の銀行および住宅金融組合で導入され、2018年後半にはすべての銀行と住宅金融組合でサービスが開始される見通し。また、デジタル画像を撮ることが難しい利用者のために、従来通り紙ベースの小切手を使用した決済方法も利用できる。

近年、小切手の使用は減少しているものの、英国では昨年も4億7,700万ポンドの小切手が振り出された。また2010年には、小切手決済を2018年までに廃止する計画が持ち上がったが、世論や国会議員からの反発を受けて撤回されている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融IT・通信マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

30年までにSAF10%義務化 航空業の脱炭素化、国内生産促進(04/26)

自然環境悪化、英経済成長を最大12%減速(04/26)

当局、米MSとアマゾンを調査=AI提携で(04/26)

資源アングロ、豪BHPが買収提案(04/26)

乗用車生産台数、3月は27.1%減少(04/26)

消費財PZカッソンズ、アフリカ撤退を検討(04/26)

英国、児童飲酒率で世界首位=WHO(04/26)

英独首相がベルリンで会談 防衛・安保面での連携強化で合意(04/25)

ヒースロー空港で従業員スト 5月7~13日まで、800人参加(04/25)

国防費をGDPの2.5%に拡大=30年までに(04/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン