ベルリン北西部にあるテーゲル空港と旧東ベルリンのシェーネフェルト空港で進行中の地上職スタッフ約2,000人によるストが、15日午前5時(現地時間)まで継続される。当初の計画から1日延長された格好。ドイツの統一サービス産業労組ヴェルディ(Ver.di)が13日発表した。
ストは賃上げをめぐるもので、労組側は1年間の労働協約の一環として、時給を現在の11ユーロから12ユーロへ引き上げるよう要求している。経営側は当初、向こう4年間で1時間当たり10セントを提示し、その後に3年間で8%の賃上げに条件を引き上げていた。
ロイター通信によると、10日以降に1,000便以上がキャンセルに追い込まれている。両空港にはルフトハンザ航空のほか、エアベルリン、格安航空ライアンエアー(アイルランド)などが乗り入れているが、これらの航空会社はベルリンからバスで約2時間ほどの場所にある、ドレスデンやライプチヒの空港に発着する代替ルートで対応している。[労務]
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