• 印刷する

スイス南部シオン、2026年冬季五輪招致へ

スイス南部バレー州の州都シオン(Sion)が2026年冬季オリンピックの候補地に名乗りを挙げる――。スイスのオリンピック委員会が7日、シオンの五輪招致計画の支持を決めた。4月11日のスポーツ議会での正式な承認を経て正式に立候補する。ザ・ローカルが伝えた。

2026年冬季オリンピックの候補地を巡っては、東部グラウビュンデン州も意欲を示していたが、同州の基礎自治体であるダボスとサンモリッツが先月、住民投票で招致を否決。両都市は2022年冬季五輪に続き、住民の反対で招致を断念する格好となった。

シオンへの五輪招致は、バレー州とボー州が合同で提案。シオンのほか、ローザンヌやツェルマット、シャンペリー(Champery)、ベルビエ(Verbier)など両州の14カ所に競技会場を設ける計画だ。

2026年冬季オリンピックの招致レースにはシオンのほか、札幌、オーストリアのインスブルック、カナダのカルガリーが参加するとみられている。国際オリンピック委員会(IOC)は2019年に開催地を決定する。

スイスでは1928年と1948年にサンモリッツで冬季五輪が開催されている。なお、2018年の冬季五輪は韓国の平昌で、2022年は中国の北京で開催される予定。


関連国・地域: オーストリアスイスアジアカナダ
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

スイスの時計輸出、10月は4.4%減少(11/25)

仏最大のアルミ製錬所、米AIPが売却検討(11/25)

スイスの検査SGS、仏サミの過半数株取得(11/24)

製薬ノバルティス、米で製造拠点を建設へ(11/21)

オランダ鉄道、新型スプリンター車両導入へ(11/20)

スイスと米、関税15%に引き下げで合意(11/18)

高級ブランドのリシュモン、4倍に増益(11/17)

時計部品ラ・ジュー・ペレ、LVMHが出資(11/13)

スイス、米国と関税率15%で合意近づく(11/12)

核医学向け工場建設へ 製薬ノバルティス、独東部に(11/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン