仏航空管制官が6日、10日までのストライキに突入した。フランス民間航空総局(DGAC)によると、仏西部と南部が飛行ルートに含まれるフライトのそれぞれ33%、25%が影響を受ける見通しだ。
西部のブレスト(Brest)とボルドーにある航空管制センターが6~10日、南部のエクスアンプロバンス(Aix-en-Provence)が7~9日にストを決行する。
ストの影響により、6日は合わせて約300便が欠航になった。うちアイルランドの格安航空大手ライアンエアーは45便、英イージージェットは38便をキャンセル。エールフランスは長距離便は全便が通常通り運航されるほか、中距離便は99%、国内線は80%が運航可能だとした。
ストは自治労働組合連合(UNSA)によるもので、労働時間の順守が徹底されていないと主張している。ビダリス運輸担当相は、労組の要求が「ほぼ理解し難い」と批判している。[労務]
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