スウェーデンで来年から徴兵制が復活

スウェーデン政府は2日、2018年から徴兵制を再開する方針を明らかにした。ロシアがバルト海での軍事演習を活発化させる中、志願兵だけでは必要な軍隊規模を確保できなくなっているため。

スウェーデンは武装中立国で、以前は男子にのみ兵役義務があったが、2010年に廃止されていた。新たな徴兵制は男女両方が対象。まず、1999年生まれの国民から書類審査で選ばれた1万3,000人が体力・心理テストを受け、最終的に4,000人が来年1月1日に徴用される。兵役期間は9カ月から1年。2019年も同じ人数を徴用するが、2020年以降は徐々に人数を増やし、2022年以降は年間8,000人に拡大する。

スウェーデンは陸海空軍のほか予備部隊である郷土防衛隊を保有する。フランス国際関係研究所(IFRI)の報告書によると、2015年時点でスウェーデン軍のフルタイム兵士数は5万2,000人。このうち陸海空軍の正規兵は2万人で、残りのほとんどは契約ベースで郷土防衛隊に属する。

政府によると、国会議員の70%はこの案を支持している。


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