スペインのバルセロナ市内の環状道路で21日午前11時ごろ(現地時間)、数十本のガスボンベを積んだトラックが反対車線を逆走し、警察がフロントガラスなどに発砲して運転手を逮捕する一幕があった。現地紙ラ・バングアルディアなどが報じた。
バルセロナ市議会によると、トラックは盗難車だった。スウェーデン国籍とされる運転手には、精神科への通院歴があり、事件当時も向精神薬を服用していた可能性が指摘されている。
現場には約20人の警察官が6台のパトカーで駆け付けた。何度も警告したにもかかわらず、トラックは停止せず、数台の一般車両が追突されたが、けが人の有無は不明。ソイド内相は事件後、ツイッターで「テロ攻撃ではない」としている。
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