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「空飛ぶ自動車」、蘭パルヴィが発売=世界初

陸路走行と空中飛行が可能な「空飛ぶ自動車」の開発を手掛けるオランダの新興企業パルヴィ(PAL-V)・インターナショナルは13日、商用モデルの販売を開始したと発表した。世界初で、公式ウェブサイトから注文できる。

パルヴィは2007年の設立。開発された機体は2人乗りで、3輪型の車体に折り畳み式のローターが搭載されている。最高速度は路上で時速160キロ、空中で時速180キロ。他社が手掛ける「空飛ぶ自動車」は、まだ確立していない技術や規制の変更を必要としているが、パルヴィは既存の技術や規制の枠組みの中で開発に取り組んだため早期発売が実現した。

発売するのは、標準仕様の「リバティ・スポーツ」とカスタマイズ仕様の「リバティ・パイオニア」の2モデル。まず「パイオニア」90台を限定販売した後に、「スポーツ」を発売する。価格は「パイオニア」が49万9,000ユーロ、「スポーツ」が29万9,000ユーロから。年後半の生産開始、2018年末の納品を予定している。

世界で初めて発売される「空飛ぶ自動車」(パルヴィ提供)

世界で初めて発売される「空飛ぶ自動車」(パルヴィ提供)


関連国・地域: オランダ
関連業種: 自動車・二輪車運輸IT・通信小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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