ベラルーシ大統領府は12日から、5日以内の短期滞在の外国人旅行客を対象にビザ(査証)を免除する新制度を開始する。観光や出張目的の外国人訪問者の拡大を目指す。
ビザなし渡航の対象となるのは、欧州連合(EU)加盟各国やブラジル、米国、日本など計80カ国の国民。ベラルーシのミンスク国際空港から出入国する場合に免除となり、有効なパスポートのほか医療保険証書などの提出が必要となる。なお、ロシアの空港経由で出入国する際は適用外になるという。
同政府は1年半ほど前からビザ免除制度の検討を開始し、1月9日にルカシェンコ大統領が承認していた。
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