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仏ブラブラカー、スペインで競争法めぐり勝訴

マドリードの裁判所は6日、カープール(相乗り)サービスを手掛ける仏ブラブラカー(BlaBlaCar)は同国の競争法に違反していないとの判断を下した。同社は事実上の運輸事業者であると主張したスペイン・バス輸送連合(Confebus)の訴えを退けた格好。AFP通信が伝えた。

ブラブラカーは2010年にスペインに進出して以来、急速に利用者数を増やしている。同社のサービスは、一般ドライバーが専用サイトで出発地や目的地、日時などを入力し、相乗り希望者を募るもので、ドライバーは利用者から燃料などの必要経費を、ブラブラカーは手数料を受け取る仕組みだ。

スペイン・バス輸送連合は、2015年8月にブラブラカーを提訴。同社が事実上の運輸サービスでありながら規制を受けておらず、不当な競争にあたると主張していた。これに対しブラブラカーは、同社は運輸企業ではなくドライバーと相乗り希望者を結びつけるソーシャル・ネットワークと反論していた。

マドリードの裁判所は今回、ブラブラカーのドライバーは同社に雇用されているわけでも利益を追求しているわけでもないと説明。また、利用者が支払うのは移動コストでサービス料金ではないとして、不当競争の証拠は見られないとの判断を下した。

ブラブラカーは現在、世界22カ国でサービスを展開し、利用者数は3,000万人に上る。なおスペインでは、ブラブラカーの登録ドライバー2人が必要なライセンスを持たずに“旅客輸送サービス”を実施したとしてマドリード市当局が捜査を進めている。これらのドライバーは、利用者にガソリン代などの実費を大幅に上回る料金を請求した疑い。これが証明されればドライバーと同社に罰金が科される可能性がある。


関連国・地域: フランススペイン
関連業種: 自動車・二輪車運輸IT・通信マクロ・統計・その他経済

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