リヒテンシュタイン、議会選で連立与党が過半数

リヒテンシュタインで5日、議会(一院制、定数25)選挙の投開票が行われ、連立与党で保守系の進歩市民党(FBP)とキリスト教民主系の祖国連合(VU)が合わせて17議席を獲得し、過半数を維持した。ただしFBPが議席を減らす一方で、既存の政治的権威に反対を唱えるポピュリスト政党の独立党(DU)が議席を増やしている。

アドリアン・ハスラー首相が率いるFBPの得票率は35.2%と2013年の前回選挙から5%近く低下し、獲得議席は1議席減って9議席となった。VUは33.7%とやや増え、8議席を維持。一方、前回選挙で初めて議席を確保したDUは3%増えて18.4%となり、1議席増の5議席となった。左派の自由リスト(FL)も1.5%増えて12.6%となったが、議席は3議席で変わらなかった。投票率は77.8%と、前回よりやや減っている。

同国の人口は3万8,000人弱。公爵家の権限が強く、政府を解散できるほか法案に対する拒否権も持つ。現在はハンス・アダムス2世公爵の摂政であるアロイス皇太子がこの権限を委譲されている。以前はタックスヘイブン(租税回避地)だったが、米国や欧州連合(EU)の圧力により2009年に法改正を行い、銀行の秘密主義を撤廃している。


関連国・地域: EUリヒテンシュタイン米国
関連業種: 政治

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