• 印刷する

ロシア国民の半数、学校でのヒジャブ着用を肯定

ロシア国民の半数が、イスラム教徒の女性が頭部を覆うスカーフ「ヒジャブ」を学校で着用することを肯定している――。こうした傾向が、政府系調査機関の全ロシア世論調査センター(VTsIOM)が1月31日公表した最新調査の結果で明らかになった。

調査は1月28~29日に全国の1,200人を対象に実施。この結果、現在ロシアで禁止されている学校でのヒジャブ着用を認めるべきとの回答が50%に上った。一方で、全体の37%が着用禁止の解除に対して強い反発を表明。イスラム教徒に限っても36%が解除は不必要と考えていることが分かった。

また、学校では宗教色のない格好をするという規定について、47%が必要ないと回答。2012年調査時の35%から大きく上昇した格好だ。18~24歳の若年層に限ると、73%が宗教色のある服装を容認している。

ロシアでは、南西部モルドビア共和国に住む複数の家族がヒジャブ着用をめぐって訴訟を起こしたが、2015年に最高裁が上訴を退ける最終判決を下している。


関連国・地域: ロシア
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

露政府、欧州軍のウクライナ駐留計画を批判(02/21)

デンマーク、防衛費増額へ=GDP比3%超(02/21)

ロシアと米国、大使館機能の正常化で合意(02/20)

トランプ氏「戦争の責任はウクライナに」(02/20)

EU、対露制裁16弾で合意=アルミなど対象(02/20)

米露、ウクライナ停戦へ予備交渉(02/19)

欧州委、予算規制の緩和促進=国防費拡大(02/19)

欧州のLNG輸入、21年以降で最低=報告書(02/19)

米国務長官、サウジ入り=米露会談調整(02/18)

欧州首脳、ウクライナ戦争巡り非公式会合(02/18)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン