• 印刷する

ストックホルムで北京並みの大気汚染を計測

ストックホルム市内で1月29日、北京並みの大気汚染レベルが計測されていたことが、同市環境局の大気汚染・騒音分析部門の最新統計により明らかになった。中欧諸国から流れ込んだ汚れた空気が天候のせいで停滞したため。

同部門は、浮遊粒子状物質(PM)のうち粒径が2.5マイクロメートル以下のPM2.5(微小粒子状物質)などの大気中濃度を定点計測している。それによると、この日は特に、目抜き通りのホルンスガタン(Hornsgatan)やヘーグビク(Haggvik)駅周辺で大気汚染が悪化した。

同部門の担当者はザ・ローカルに対し「市内ではこの日、大気汚染物質の濃度が約8時間にわたり北京並みに高まった」と説明。ただ、こうした状態が長期間続く北京と異なり、ストックホルムでこれほど悪化することはごく稀としている。大気汚染の原因としては、近隣諸国の影響や降水量の少なさに加え、道路表面の損傷や冬用タイヤの使用により粉じんが舞い上がることもあるという。[環境ニュース]


関連国・地域: スウェーデン
関連業種: 自動車・二輪車運輸マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

スカニア、中国生産の半分を輸出へ=CEO(08/13)

コングスベルグ、自動運転システム社を買収(08/13)

ヒートポンプ新興アイラ、1.5億ユーロ調達(08/12)

米ライテン、ノースボルトの欧州資産を買収(08/11)

スウェーデン集合住宅、3年弱ぶりの下落幅(08/11)

通信テレ2、バルト3国で5G展開へ(08/08)

スウェーデン新車登録、7月は8.2%増加(08/05)

クラーナ、英でデビットカード発行へ(08/04)

いすゞとボルボ、商用車分野の提携で新契約(07/31)

スポティファイ、第2四半期は53%増益(07/31)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン