• 印刷する

イタリア中部でM5規模の地震=1時間に3度

イタリア中部で18日午前(現地時間)、マグニチュード(M)5規模の地震が1時間以内に3度発生した。いずれも震源地はラツィオ州アマトリーチェ(Amatrice)付近で、約100キロ離れた首都ローマでも強い揺れを観測。ジェンティローニ首相によると死傷者は確認されていない。ANSA通信などが伝えた。

最初の地震は午前10時25分ごろに発生し、M5.1~5.3を記録。最も大きかったのは11時15分ごろに起きた2度目で、ヨーロッパ地中海地震学センター(EMSC)によるとM5.7だった。その約10分後にはM5.3の3度目の地震が起きた。揺れは主にアブルッツォ州とラツィオ州、マルケ州で観測された。

震源地付近では1日半にわたって大雪が降っており、イタリア赤十字社は、アマトリーチェの集落で数十人が家屋に取り残されたほか、建物が崩れたとの報告もあるとしている。

イタリア中部では昨年8月、約300人が犠牲になった地震が発生。特にアマトリーチェ、アックーモリ(Accumoli)、ペスカーラ・デル・トロント(Pescara del Tronto)で被害が大きかった。その後も強い地震が断続的に起きている。[環境ニュース]


関連国・地域: イタリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

伊インフレ率、5月は1.7%=速報値(06/04)

EU、日英伊の合弁承認=次世代戦闘機開発(06/04)

ユーロ圏製造業、5月も分岐点割れ続く(06/04)

伊GDP、第1四半期は0.3%拡大=改定値(06/03)

イタリア製造業景況感、5月は改善(06/02)

仏伊首脳、6月3日にローマで会談へ(05/30)

伊当局とファッション業界、労働搾取に対処(05/29)

伊、空港職員とタクシー運転手がスト=28日(05/28)

スイスの消費者、米製品の購入に後ろ向き(05/23)

中国BYD、欧州で低価格EVを発売(05/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン