キルギスのマナス国際空港付近の村で16日午前7時30分ごろ(現地時間)、ACT航空(トルコ)の貨物機が墜落し、住民ら少なくとも37人が死亡した。貨物機は香港からマナス国際空港を経由してイスタンブールに向かう予定だったが、濃霧による視界不良で着陸時に操作を誤ったとみられる。
貨物機は米ボーイング747-400型機TC-MCLで、使用開始から14年が経過していた。墜落時には少なくとも15棟の家屋などを破壊。死者にはパイロット4人、子供6人が含まれ、死者数は今後増える可能性もある。
ACT航空は事故で亡くなったパイロットとキルギス国民に哀悼の意を表明。原因は調査中だが、現時点で技術的問題や貨物の積載量が原因の可能性は低いと説明した。
マナス国際空港はこの日閉鎖され、全ての発着便がキャンセルされた。
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