• 印刷する

ロンドン地下鉄、9日夕まで24時間スト

ロンドン地下鉄(LU)が8日午後6時(現地時間)、24時間ストに突入した。チケット売り場の閉鎖に抗議する運輸関係労働組合(RMT)や運輸事務職労働組合(TSSA)が、英紛争解決機関ACAS(助言あっせん仲裁サービス)の仲介で行っていた交渉が決裂したことを受け、最大4,000人の駅員が参加する。

これによりビクトリアとウォータールー&シティーの両線は全面的に閉鎖され、ピカデリー線はヒースロー空港の第4・5ターミナル駅行きがキャンセル。ディストリクト、サークル、ハマースミス&シティーの各線では間引き運転が行われる。

ロンドン中心部ゾーン1の地下鉄駅の大半が閉鎖されるほか、郊外でも運行が縮小される見通し。旧国鉄ナショナル・レールのサービスに影響はないが、ビクトリア、キングスクロス、ウォータールー、パディントン、ユーストン、バンク、ロンドンブリッジといった主要駅での地下鉄への乗り換えができなくなる。

ロンドン交通局(TfL)は大きな混乱につながるとして、ストの中止を要求。しかしRMTは900人近い人員削減により乗客の安全が脅かされている問題に対し、会社側が誠実な対応を示していないと反発している。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

英小売店、400店閉鎖の恐れ 統一事業税改革、新付加税なら(09/15)

モンテネグロ、28年のEU加盟目指す(09/15)

JLR、15日以降も生産停止=サイバー攻撃(09/15)

オクトパス、中国の風力タービン社と提携(09/15)

エヌビディアとオープンAI、英国に投資へ(09/15)

トランプ米大統領、16~18日に国賓訪英(09/15)

鉱工業生産、7月は0.9%減少(09/15)

英政府、駐米大使を解任 米実業家との関係巡り(09/12)

米製薬メルク、英国でR&D拠点の新設中止(09/12)

英貿易相、中国訪問=7年ぶり通商協議(09/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン