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航空BAの客室乗務員、10日から48時間ストへ

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の客室乗務員が、10日からヒースロー空港で48時間のストライキを計画している。昨年のクリスマス直前にスト回避のため経営側が提示した賃上げ案を拒否した形。最大労組ユナイトが3日明らかにした。

労組は元々、昨年のクリスマスとボクシングデーにストを計画していたが、会社側が賃上げ案を提示したためこれを回避。しかし、提示案への賛否をめぐる投票を1月1日までに実施した結果、約70%の組合員が反対し、会社側がさらなる交渉の継続を拒否したためストに踏み切ることを決めた。

BAは、「全てのお客様が目的地へ向かえることを保証する」とコメント。緊急時の対応計画の最終案を詰めており、1月6日に詳細を発表する予定だ。

ストは、長距離便と短距離便の両方での乗務を担う雇用契約の客室乗務員の賃上げをめぐるもの。求人広告には初任給が年間2万1,000~2万5,000ポンドと掲載されているが、実際は基本給の1万2,000ポンドに加えてフライト1時間当たり3ポンドが上乗せされる形になっている。2010年以降に入社した約4,000人は全てこの契約が適用されており、全体の15%を占める。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸雇用・労務社会・事件

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