チューリヒのイスラム教施設で19日午後5時半ごろ(現地時間)、男が銃を乱射し、3人がけがをした。犯人は逃走したが、死亡が確認されている。AFP通信などが伝えた。
現場は中央駅の近くにあるイスラム教施設で、利用者は北アフリカ諸国やエリトリア、ソマリアからの移民が多い。この日は4時45分から礼拝が行われており、信徒が集っていた。けが人には重傷者もいるという。
当局は付近を封鎖し犯人を捜索したところ、現場近くの橋の下で死亡した犯人を見つけた。現時点で犯行声明などは出ておらず、犯人の身元も明らかにされていない。
スイスには現在、45万人のムスリムが住んでいる。同国ではこのところ、イスラム教施設が過激派の温床になっているとの報道が多く流れていた。
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