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イスタンブールで連続爆弾テロ、38人死亡

イスタンブールで10日午後10時20分ごろ(現地時間)、 自動車爆弾と自爆によるテロが起き、少なくとも38人が死亡、155人以上がけがをした。トルコ政府は、同国からの分離独立を目指すクルド人武装組織「クルド労働者党(PKK)」によるものとの見方を示している。現地英字紙ホリエット・デイリー・ニュース電子版などが伝えた。

現場はサッカースタジアム「ボーダフォン・アリーナ」付近で、国内リーグの試合の約1時間半後に発生。爆発物を乗せた車が警官隊を狙って爆発した直後、近くの公園で自爆テロが起きた。犠牲者のうち30人が警官、民間人が7人で、試合を行ったクラブチームは、死亡者にサポーターは含まれていなかったとの声明を出している。

当局は、テロに使われた車は遠隔操作されていたと発表。事件への関与が疑われる13人を拘束した。犯行声明は出されていないが、ソイル内相は記者会見で「PKKの関与を指し示す証拠が出ており、当局は計画と実行の枠組みについても情報を得ている」と述べている。トルコではPKKに加え、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」もテロ行為を繰り返している。


関連国・地域: トルコ
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

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