フィンランド南東部のイマトラ(Imatra)で3日夜、23歳の男が猟銃を乱射し、女性3人が頭や腹部を撃たれ死亡した。男は直後に逮捕された。BBC電子版などが伝えた。
国営放送Yleによると、被害者は地元の議会議長とジャーナリスト2人で、レストランから出てきたところを襲撃された。男は地元出身で、逮捕歴がある。ただ、被害者とは面識がなく、政治的な動機などは確認されなかったことなどから、警察は無差別襲撃だった可能性が高いとみている。
フィンランドは世界で最も銃保有率が高い国の1つとして知られる。狩猟愛好家が多いためで、人口約540万人のうち6万5,000人近くが銃を保有しているとされる。ただ、銃による死亡事故はまれという。
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