• 印刷する

イタリアの離婚件数、法改正で急増

イタリアで離婚件数が急増している——。イタリア政府統計局(ISTAT)が14日明らかにした統計によると、昨年は8万2,469件と前年比57%増加。背景には、相次ぐ法改正により比較的簡単に離婚できるようになったことがある。

イタリアではまず2014年に別居や離婚の手続きが簡素化された。またかつては離婚手続きの開始条件として、正式な別居開始から3年以上が経過している必要があったが、2015年5月の法改正でこれを1年に短縮。別居が双方の合意に基づく場合は半年で離婚申請が可能となった。ISTATはこうした法改正の結果、向こう数年は離婚件数が高い水準にとどまるとみている。

一方、昨年に結婚したカップルは19万4,377組と1年前から約4,600組増加。2008~14年には毎年平均1万組近いペースで減少していた。


関連国・地域: イタリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

伊インフレ率、8月は1.6%=速報値(09/01)

伊GDP、第2四半期は0.1%縮小=改定値(09/01)

イタリア製造業景況感、8月は悪化(08/29)

伊政府、追加歳入確保に向け銀行と協議か(08/28)

ステランティス、自動運転レベル3導入断念(08/28)

ステランティス、米燃費規則違反で制裁金(08/28)

ステランティス、テルモリ工場で時短延長(08/27)

賭博ロットマティカ、伊主要銘柄入りへ(08/27)

コメルツ銀、人員削減で近く合意か(08/27)

プロジーベン、伊同業が買収へ=雇用に懸念(08/27)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン