ウクライナ国民の過半数が、欧州連合(EU)加盟を希望している――。調査会社レーティンググループ・ウクライナの最新調査でこうした事実が明らかになった。スプートニクが1日伝えた。
調査は9月28日から10月7日にかけて、親露派が実効支配するウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州を除く地域に在住する約2,400人を対象に実施。経済同盟に1つだけ参加することが可能な場合、どの同盟を選択するかを尋ねた。この結果、EUを選択した人は全体の51%に上り、ロシアが主導するユーラシア関税同盟への加盟を希望する19%を大きく上回った。その他の同盟を選択した人は合わせて14%。17%は無回答だった。
6月に実施された前回調査では、EU加盟の支持者が54%、ユーラシア関税同盟への加盟支持者が15%だった。
ユーラシア関税同盟には現在、ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスの5カ国が加盟している。
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