• 印刷する

トルコ当局、クルド系最大都市の市長を拘束

トルコ当局は25日、クルド系住民が多数派を占める都市でトルコ最大の南東部ディヤルバクル(Diyarbakir)の共同市長2人を拘束した。テロ捜査の一環としている。BBC電子版が26日伝えた。

逮捕されたのは、同市の市長を共同で務めるグルタン・キサナク氏とフィラト・アンリ氏。いずれも、トルコからの分離独立を目指すクルド人武装組織「クルド労働者党(PKK)」とのつながりが疑われたとみられている。

キサナク氏はクルド系政党の国民民主主義党(HDP)に所属する。トルコのエルドアン大統領は、PKKとの関与が疑われる地方公務員を相次いで起訴しており、9月にはクルド系地域の28市長を追放。その多くがHDPと関連があった。政府は7月のクーデター未遂を受けて成立した非常事態法に基づき、自ら指名した被信託人をこれら市長の後任に据えている。

ディヤルバクルでは26日、両氏の逮捕に抗議する数百人の市民が市庁舎前に集結。治安当局は催涙ガスや高圧放水砲で対応し、25人以上を拘束した。


関連国・地域: トルコ
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

トルコ鉱工業生産、7月は5%増加(09/11)

トルコ、今年の成長見通し3.3%に引き下げ(09/10)

トルコ、2千メガワットの再生エネ事業入札(09/10)

OKI、トルコでIoT防災点検の実証実験(09/09)

トルコ、防衛産業の輸出に絡みVAT免除(09/09)

トルコ、使い捨てプラスチック削減計画策定(09/09)

中国・遠景、トルコ風力発電事業に参画(09/08)

トルコの新車販売、8月は12.8%増加(09/05)

トルコのインフレ率、33%に減速=8月(09/04)

トルコ、家電向け国産チップの量産開始へ(09/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン