スイス連邦移民事務局(SEM)は、第3四半期(7~9月)の難民申請件数が7,105件となり、前年同期比で42%減少したと発表した。難民の通過経路「西バルカンルート」が事実上閉鎖したことが大きい上、難民が受け入れにより寛大な他国に向かったことも背景にある。
出身国別に見ると、シリアは前年同期比で1,149件減少した。アフガニスタンとイラクからは、それぞれ897人、421人減っている。
前期比でみると、19.2%増加している。
移民当局は通年の申請件数ついて、昨年の3万9,523件を下回り、3万件程度になると予想している。
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