ジョージア(グルジア)西部アブハジア自治共和国の首都スフミにある国営テレビ局の入り口付近で17日、男が自爆した。アブハジア内務省の発表を元に、ロシアのインターファクス通信などが伝えた。
それによると、爆発後に現場に倒れていた男がトリニトロトルエン(TNT)火薬200グラム相当を含んだ爆発装置を起動した。男の身元は分かっておらず、政府は自爆テロの可能性については明言を避けている。
アブハジア自治共和国は1990年代初めのソビエト連邦崩壊時に、ジョージアからの独立を宣言した。2008年のロシアとジョージア間の紛争(南オセチア紛争、またはロシア・グルジア戦争)を機に、南オセチアとともにロシアの実効支配下に入っている。
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