• 印刷する

英政府、15分以上の鉄道遅延を補償対象に

英運輸省は13日、列車が15分以上遅れた場合に乗客が払い戻しを請求できる制度を導入すると発表した。現行制度では30分以上の遅延のみが払い戻しの対象だが、新制度では15~29分の遅れでも運賃の25%を払い戻す。

新制度は、向こう数カ月以内にゴーバイア(Govia)・テムズリンク・レールウェイ(GTR)が運営するサザン、テムズリンク、グレートノーザン、ガトウィック・エクスプレスの各路線に導入。その後、サウスウエスタン、ウエストミッドランズ、サウスイースタンの新フランチャイズでも順次、展開する。

現行制度では、30~59分の遅延について片道運賃の半額、60分以上では全額の払い戻しを請求できる。

なお、GTRが運営するサザンでは、かねて頻繁な遅延が問題となっている上、労使問題のこじれによるストも相次いでいる。ガーディアンによると、政府はこれを受け、新制度をまず同路線に導入する計画とみられる。サザンはロンドン南部とイングランド南部のサリー、サセックス、ケントを結ぶ。


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

イベルドローラ、UAE社と英国で洋上風力(07/11)

英仏、新たな移民対策を発表 「1人入国、1人出国」(07/11)

英政府、日本への投資拡大で協力覚書(07/11)

ロイヤルメール、2級郵便の土曜配達を廃止(07/11)

中銀、住宅ローン要件を緩和=融資増認める(07/11)

住友商事、英クリーンエネルギーに大型投資(07/11)

CBI、ロンドン証取からの企業流出に警鐘(07/11)

賃貸物件数、大幅減少続く=家賃高騰の恐れ(07/11)

グリーナジー、バイオディーゼル工場を閉鎖(07/11)

英政府、住宅ローン保証へ 購入支援でスキーム導入=報道(07/10)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン