香港のキャセイパシフィック航空は、独ルフトハンザ航空の貨物部門ルフトハンザ・カーゴが香港での貨物処理業務を、香港国際空港(チェクラプコク空港)にあるキャセイ航空の貨物ターミナルに移管したと発表した。ルフトハンザ・カーゴとキャセイ航空の貨物部門が締結した共同事業契約の一環。
ルフトハンザ・カーゴは移管により、輸出品の持ち込みと輸入品の受け取りを1カ所に集約し、サービスの利便性を高める。
両社は今後、路線計画や販売、IT(情報技術)、サービス強化の分野でも密接に連携していく考えだ。
キャセイ航空のサイモン・ラージ貨物部門取締役は、ルフトハンザ・カーゴのキャセイ航空貨物ターミナルへの作業移管は、両社の協力にとって重要な第一歩だと説明。キャセイの顧客は今後、直行便接続の増加や輸送時間短縮などの恩恵を受けることができると強調した。【NNA香港】
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