• 印刷する

トルコ南東部の検問所で自動車爆弾、18人死亡

トルコ南東部ハッカリ県のデュラク(Durak)にある検問所で9日午前9時45分(現地時間)ごろ、爆弾を積んだミニバンが爆発し、民間人を含む計18人が死亡した。エルドアン大統領は、トルコからの分離独立を目指すクルド人武装組織「クルド労働者党(PKK)」による自爆テロと断定している。現地英字紙ホリエット・デイリー・ニュース電子版などが伝えた。

県当局などによると、車両は制止命令に従わず治安部隊の検問所に近付いたため兵士が発砲し、犯行グループも射撃で応戦した。その後、車両に積まれた約5トンの爆弾が起爆され、民間人8人、兵士10人が死亡。27人が負傷したほか、地面には深さ約7メートルの穴が開いた。

現場はイラクおよびイランとの国境にほど近く、シェムディンリ(Semdinli)の町から約20キロに位置する。トルコ南東部はクルド系住民が多くを占め、PKKとトルコ軍の2年間にわたる停戦が昨年7月に崩壊して以降、衝突が続いている。トルコ軍は事件後、PKKを対象とした大規模な空爆を実施したことを明らかにしている。


関連国・地域: トルコ中東
関連業種: 政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

トルコの新車販売、7月は14.6%増加(08/06)

トルコとカザフスタン、鉄道貨物輸送を強化(08/05)

トルコのインフレ率、33.5%に減速=7月(08/05)

トルコ失業率、6月は8.6%に悪化(08/05)

ホンダ、トルコに二輪工場=2千万ドル投資(08/04)

トルコ貿易収支、6月は赤字拡大(08/04)

トルコ製造業景況感、7月は上昇(07/29)

トルコ政府、住宅証券化で持ち家取得後押し(07/29)

地中海地域で熱波続く=山火事多発で死者も(07/29)

トルコ、自動車の特別消費税を改定(07/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン