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ノルウェーの石油・ガス施設でスト決行も

ノルウェーの3カ所の石油・ガスプラントで、ストライキが決行される可能性が出てきた。英国へのガス供給に影響が及ぶ恐れもある。エネルギー関連の労働組合SAFEの声明を元に、ロイター通信が3日伝えた。

対象となるのは、ノルウェー北端のメルコヤ(Melkoeya)島にある石油・ガス国内最大手スタットオイルの液化天然ガス(LNG)プラントと、英蘭資本の同業ロイヤル・ダッチ・シェルが南西部ニーハムナ(Nyhamna)で手掛ける天然ガス処理プラント、米エクソンモービルの南部スラーゲン(Slagen)の製油ターミナルの3施設で、合わせて338人が働く。労働者らは新たな賃金協定を要求しており、6日の労使交渉が決裂すれば、翌7日にもストを決行する構えだ。

メルコヤ島のプラントは沖合150キロのスノービット(Snoehvit)ガス田で採掘されるガスを液化し、世界各地へ出荷。ニーハムナのガス施設はオーメン・ランゲ(Ormen Lange)ガス田で産出されるガスを処理し、英国のガス需要の約2割を賄っている。[労務]


関連国・地域: 英国ノルウェーオランダ米国
関連業種: 建設・不動産天然資源雇用・労務

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