英政府、仏北部の港湾警備に最大8千万ポンド

フランスから英国への密入国を狙う不法移民の流入を防ぐため、英政府は仏北部の港湾の警備費用として向こう3年間に最大8,000万ポンドを拠出する用意がある——。内務省が行っている入札情報を元に、BBC電子版が19日伝えた。

それによると、内務省は7月、フランスのカレー港とダンケルク(Dunkirk)港、英仏をつなぐユーロトンネルのフランス側入口のコケル(Coquelles)を警備する事業者の公募を実施した。3年間の契約額は推定8,000万ポンドと、以前の契約額の10倍に膨れ上がっている。警備会社は年間365日・24時間体制でこれらの地域を巡回する警備員40人を配備するほか、少なくとも3人に強制拘留の訓練を受けさせる必要がある。

内務省関係者は契約額の引き上げについて、警備会社の職務が大幅に増加したことが理由としている。ただ、8,000万ポンドは最大契約額として提示されているもので、実際の契約額はこれを大きく下回る可能性が高いとしている。

同省は2011年、イームズ・コーク・ソリューションと3年間の仏港湾の警備契約を交わした。当時の契約額は800万ポンド。イームズはその後、契約を2年間延長している。

■カレーの難民キャンプ、滞在者数は続伸

仏北西部カレーの仮設難民キャンプ、通称「ジャングル」で慈善活動を行う英仏の2団体は20日、滞在者が増加を続けていることを明らかにした。9月10~12日に実施された最新調査では、滞在者数が1万88人に達し、前月の9,106人から12%増加。うち1,179人が未成年者だった。出身国別では、スーダンが43%と最も多く、次いでアフガニスタン(33%)、エリトリア(9%)、パキスタン(7%)、エチオピア(3.5%)、イラクとシリア(各1%)が続く。仏政府は今年初めに「ジャングル」を一部解体する方針を決め、難民の強制排除を進めている。


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