米オンライン販売大手アマゾンは14日、人工知能(AI)を搭載したスピーカー「エコー(Echo)」と小型サイズの「エコードット(Echo Dot)」を近く英国とドイツで発売すると発表した。これまでユーザーによる音声指示機能を各国の訛りに対応させる必要があるといった理由などから、米国以外での発売を見合わせていた。
「エコー」は、搭載された音声アシスタントソフトの愛称である「アレクサ(Alexa)」と呼び掛けることで起動し、音楽を再生したり、インターネットに接続された機器を操作することができる。音楽配信スポッティファイや配車サービスのウーバーといったサービスとリンクさせることも可能だ。
米国では2014年11月の販売開始以降、160万~500万個売れたと推定されている。「エコー」は、米国のSF映画『スタートレック』からヒントを得て開発されたという。
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