• 印刷する

スウェーデン、女性の重役4割以上を義務化へ

スウェーデン政府は、女性の取締役が4割を下回る企業に罰金を科す法案を国会に提出する方針だ。承認されれば、2019年から施行される見通し。ダンベリ企業・イノベーション相の話として、AFP通信が伝えた。

対象となるのは上場企業280社と国営企業約50社。違反が見つかった場合には、会社の規模に応じ25万~500万クローナ(2万9,500万~58万8,000ドル)の罰金が科される。新法案の可決には野党の支持が必要だが、中道右派の自由党はこれまでのところ否定的な考えだ。

スウェーデンは女性の政界進出を積極的に後押ししており、閣僚や議員の男女比率はほぼ半々となっている。ただ企業の重役に一定比率の女性の起用を義務付ける動きには根強い抵抗があり、実際の割合は32%前後。それでも欧州連合(EU)の平均23.3%をはるかに上回っている。[労務]


関連国・地域: EUスウェーデン
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

スウェーデンとカナダ、戦略提携で安保強化(11/21)

自動車ボルボ、米ルミナーとの提携終了(11/19)

製鉄タタ、バッテンフォールの発電所買収(11/18)

サーブ、カナダで戦闘機をライセンス生産も(11/18)

バッテンフォール、英国の配電事業を売却(11/18)

エリクソン、ブダペストに6G研究所を新設(11/17)

バッテンフォール、産業団体とSMRで協力(11/12)

建設スカンスカ、第3四半期は36%増益(11/11)

英レボリュート、スウェーデン拠点を開設へ(11/10)

スウェーデン新車登録、10月は3.8%減少(11/05)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン