高等教育機関の調査会社クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)が6日発表した「QS世界大学ランキング」で、英国のケンブリッジ大学が4位にとどまった。トップスリーからの転落は、ランキングを開始した2004年以降で初めて。
同ランキングでは、学術界や教職員の間での評価、学部ごとの論文被引用数、スタッフと学生数の比率、国際的な評判などに基づき、世界の大学をランク付けしている。
首位は米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)が5年連続で輝いた。同スタンフォード大学は3位から2位に上昇し、ハーバード大学と順位が入れ替わった。英国勢は他にオックスフォード大学が6位、ロンドン大学ユニバーシティカレッジロンドン(UCL)が7位、インペリアルカレッジロンドンが9位にそれぞれ付けている。欧州大陸勢では、スイス連邦工科大学チューリヒ校(チューリヒ工科大学)が再び順位を上げ、8位に入った。
上位100位に入った欧州の大学は36校。うち英国からは18校がランクインした。
クアクアレリ・シモンズは今回、世界81カ国の916大学を対象にランキングを作成している。
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