マドリード動物園で8月31日、パンダの雌の赤ちゃんが誕生した。スペインにおけるパンダの出産は4例目だが、雌は初めて。ザ・ローカルなどが伝えた。
赤ちゃんは31日の夜明け直前に生まれた。体重は180グラムで、体調は安定している。母親のフア・ズイ・バは最近、運動量の低下や食欲の減退、ホルモンの変化などが認められ、妊娠しているとみられていた。当日には前足をなめるなど出産前の兆候があったため、係員などが待機。出産の瞬間をビデオ映像に収めることができたという。
この動物園では2010年、双子のパンダの赤ちゃんポーとデデが誕生。中国国外では初の、人工授精による双子となった。2013年には、雄のシン・バオが誕生している。
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