• 印刷する

オランダ国民、年間200万トンの食品廃棄

オランダ人が1年間に食べずに捨てる食品が1人当たり平均135キログラムに上ることが分かった。国民全体で約200万トンにも上り、食品廃棄を20%削減する政府の目標は達成されていない。地元テレビ局NOSが報じた。

オランダ人の多くは賞味期限が切れた食品をすぐに処分するが、専門家は、「賞味期限は大抵、メーカー側の品質保証期限に過ぎないため、捨てる必要はない」と指摘する。また国民の多くは食べ物を捨てることを大きな問題とは考えていないため、現状を変えるには人々の意識改革が必要という。

こうした中、政府は賞味期限の規制緩和が可能かを検討するとともに、必要以上の買い物をしなくて済むよう、スーパーマーケットにより少ない分量で食品を販売するよう呼び掛けている。

なおアムステルダムでは最近、料理が売れ残った飲食店と、閉店後に夜食を安く買って帰りたい人々を結びつけるアプリ「ResQ」も登場している。


関連国・地域: オランダ
関連業種: 食品・飲料IT・通信マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

VW、11月上旬も操業継続 半導体確保=ネクスペリア問題(10/31)

オランダ総選挙、リベラルの民主66が躍進(10/31)

金融ING、AI導入で950人削減も(10/30)

オランダ移民労働者、推計値100万人超過か(10/30)

半導体NXP、第3四半期は12%減益(10/30)

照明シグニファイ、第3四半期は30%減益(10/30)

「存続の危機」直面か 半導体ネクスペリア、離職相次ぐ(10/29)

オランダ住宅販売、約5年ぶり高水準(10/29)

ハイネケン、第3四半期は0.3%減収(10/29)

ボッシュ、一時帰休も 半導体紛争が長期化なら(10/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン