オランダのビール大手ハイネケンの合弁会社ハイネケン・ベトナム・ブリュワリーは、ベトナム南部ブンタウ市にあるデンマーク同業カールスバーグのビール工場を買収した。取引額は非公開。サイゴンタイムズが30日伝えた。
買収されたカールスバーグの工場は、2008年に稼働。カールスバーグはベトナムでは、ハノイ・ビア・アルコール飲料総公社(ハベコ)と合弁を組んでおり、2014年以降は「カールスバーグ・ベトナム・ブリュワリー」の社名でビールを販売している。ブンタウ工場の売却により、中部以北の市場に集中する。同社は、中部トゥアティエンフエ省とハノイにビール工場を持つ。
ハイネケン・ベトナム・ブリュワリーは、ハイネケン・アジア・パシフィックとサイゴン商業総公社(サトラ)の合弁会社でハイネケン側の出資比率は60%。今年に入ってベトナム・ブリュワリー(VBL)から社名を変更した。【NNAベトナム】
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