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トルコからギリシャへの難民流入数、再び増加

トルコからギリシャに流入する難民が再び増加している。8月29~30日にかけてギリシャに到着した難民数は462人と、前日の149人から急増した。ロイター通信が伝えた。

ギリシャ当局によると、この大部分はエーゲ海のレスボス島またはコス島に漂着したという。欧州連合(EU)とトルコが3月に合意した送還計画やマケドニアの厳格な入国管理の影響で、ギリシャを目指す難民数は1年前から減少しているものの、流入数は再び増加傾向にある。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、トルコからギリシャへの移民・難民流入数は、7月の1日平均60人から、8月には100人近くに増加した。ギリシャにおける移民総数は3月時点の5,538人からこれまでに、1万2,120人に達している。大部分はシリア、アフガニスタン、イラク出身者で、難民キャンプで生活する。

EUとトルコは3月、トルコ経由でギリシャに密航した移民・難民を国籍にかかわらずトルコに送還することで合意。ただ、その後トルコに送還された移民数は482人にとどまっている。

欧州議会は7月、大規模な難民の流入に直面するEU加盟国の支援に向け、「欧州国境沿岸警備隊(EBCG)」を新設する案を承認した。国境管理は各国当局が従来通り行うものの、域外から難民が殺到した際などの緊急時に、当該国はEBCGへの応援を求めることができる。またこうした要請がなくとも、域外との境界が機能しなくなりつつあると判断される場合には、欧州委の勧告に基づき欧州理事会がEBCGの隊員を派遣する。


関連国・地域: EUギリシャトルコアフリカ中東
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

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