フランス人ファッションデザイナーのソニア・リキエル氏(86)が25日午前5時ごろ(現地時間)、パリの自宅で息を引き取った。晩年に患ったパーキンソン病が引き金となった。実の娘で「ソニア・リキエル」ブランドのアートディレクターを務めるナタリー・リキエル氏の話として、各メディアが伝えた。
リキエル氏は1966年に、自身の名前を冠したブランドを立ち上げた。普段着のニットをファッショナブルな装いに変えたことから、「ニットの女王」の異名を持つ。2012年には、パーキンソン病を15年間患っていた事実を明らかにしていた。
ファッション以外では執筆活動に積極的で、自伝など多くの著書を残した。フランス最高の名誉とされるレジオンドヌール勲章を3回受章している。
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