ロシア語を学びたい外国人と、モスクワの年金生活者をIP(インターネットプロトコル)電話スカイプで結ぶプロジェクトが近く始動する。語学学習にとどまらず、新たな活躍の機会を通じて孤独な高齢者に生き甲斐をもたらすことも狙いだ。ニュースサイトのM24.ruが報じた。
新プロジェクト「リンガリンク(Lingualink)・オブ・ジェネレーションズ」は9月に始まる予定。高齢者は自国語を若者に教えたり、ロシア文化について語る。既に英国、フランス、米国、中国、タイの学生ら計15人が利用を申請。主宰者らは運用開始に備え、高齢者のケアに当たる非営利団体に協力を求めるとともに、参加者らに端末の操作方法などを教えている。
今回の試みは国立研究大学経済高等学校の生徒や卒業生らが発案。ブラジルで2011年に実施されたプロジェクトからヒントを得たという。
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