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世界最大の航空機、英で初フライト成功

飛行機と飛行船の特徴を併せ持つ世界最大のハイブリッド航空機「エアランダー10」が17日、イングランド東部ベッドフォードシャー州のカーディントン(Cardington)飛行場から初めて飛び立った。

「エアランダー10」は全長92メートルと最も大きいとされる民間旅客機より15メートルほど長く、全幅は43.5メートル。有人操縦で約5日間の連続飛行が可能となっている。当初は14日に初飛行を実施する予定だったが、技術的な問題により遅れていた。

同機は、米政府向けの偵察機用として開発されていたが軍事費の削減に伴いプロジェクトが中止。2015年5月に英ハイブリッド・エア・ビークル(HAV)が再び飛行に向けた準備に取り組んでいた。

HAVは、同機が通信や救援物資の配送、旅客輸送などさまざまな用途で使用可能だと説明。価格が2,500万ポンドと、エアバス「A380」の2億8,700万ポンドより大幅に安いのも特徴だ。2021年までに年間10機の生産を目標としている。

初飛行に成功した「エアランダー10」(HAV提供)

初飛行に成功した「エアランダー10」(HAV提供)


関連国・地域: 英国米国
関連業種: その他製造運輸政治

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