• 印刷する

オランダの大気汚染、1日当たりたばこ5.3本分

オランダでは、大気汚染による健康被害が1日当たりたばこ5.3本分に相当――。環境保護団体Milieudefensieが、このような調査結果を明らかにした。

調査はオランダの393の自治体を対象に、公共医療サービスのGGDアムステルダムなどの科学者が確立した手法を用いて大気汚染の深刻度を受動喫煙の本数として数値化した。それによると、最も汚染されているのはロッテルダムで1日当たりたばこ6.8本分に相当。首都アムステルダムは6.4本だった。汚染が最も少なかったのはフリースラント州のフリーラント(Vlieland)だが、それでも2.8本分に達している。

同団体は「ここ最近は、たばこよりも車や集約農業、石炭火力発電などによる受動煙が増えている」とコメント。先には大気質の改善を求めて政府を提訴しており、向こう6カ月以内に大気汚染物質の排出量を欧州連合(EU)の上限目標まで抑えるよう要求している。[環境ニュース][EU規制]


関連国・地域: EUオランダ
関連業種: 自動車・二輪車医療・医薬品農林・水産その他製造電力・ガス・水道サービスマクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

ケータリングのフェルマート、英同業が買収(07/25)

オランダ、平均就業年数がEU最長(07/25)

オランダ、飲料容器デポジットが社会問題に(07/25)

仏大手2社、ロッテルダム港でLNG合弁(07/24)

日本郵船、ベルギーでバイオLNG燃料使用(07/24)

ポストNL、政府の財政支援巡り法的措置も(07/24)

半導体NXP、第2四半期は32%減益(07/23)

化学アクゾノーベル、第2四半期は30%減益(07/23)

オランダ政府、鉄鋼スラグ使用を1年間制限(07/23)

鉄道労組、スト延期=賃上げ交渉再開へ(07/22)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン