デンマーク統計局は16日、2015年の移民流入数が7万6,304人となり、前年から1,113人減少したと発表した。シリアやエリトリア出身者が減り、過去5年で初めてマイナスに転じている。
出身国別ではシリアが1万1,569人と最大で、2位のルーマニア(5,388人)の2倍以上を記録。これにポーランド、米国、ドイツ、インドが続く。シリア出身者は特に若年層が多く、18歳未満が半数を占め、平均年齢は21歳だった。全体では、18歳未満の割合は17%で、平均年齢は26歳。
2016年第2四半期(4~6月)の移民流入数は1万8,790人。うち外国籍が1万3,583人、デンマーク人が5,207人だった。帰国するデンマーク人は年間平均2万1,000~2万2,000人ほどという。
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