• 印刷する

ロンドンで家賃相場が約6年ぶりに下落

ロンドンで家賃相場が約6年ぶりに下落に転じた。背景には、住宅価格の上昇ペースが全国的に鈍化していることがある。英不動産最大手カントリーワイドが15日、明らかにした。

同社の賃貸指数によると、グレーターロンドンでは7月の新規入居者向けの月額賃貸料は平均1,280ポンドと前年同月比0.5%(約7ポンド)下落。6月の国民投票で英国の欧州連合(EU)からの離脱が決まったことを受け、物件の売却より貸し出しを選ぶ家主が増えたことが影響している。

ロンドンで家賃が下落したのは2010年11月以降で初めて。当時はまだ英国経済がリセッション(景気後退)からの回復過程にあり、賃貸料は平均923ポンドだった。

なお全国的に見ると、賃貸住宅の在庫物件は23%増加。需要も拡大しており、入居希望者は10%増えた。これに伴い全国の平均家賃は951ポンドと1.5%上昇しており、イングランド北部が最大の伸びを示している。


関連国・地域: 英国EU
関連業種: 建設・不動産マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

<独自>洋上風力、26年の展望は 自然エネ財団政策局長に聞く(12/15)

クリスマス支出、3.5%増加 最優先は食品・飲料=PwC予測(12/15)

ヒースロー空港、会長交代へ=BT前CEO(12/15)

鉱工業生産、10月は1.1%増加(12/15)

建設業生産、10月は0.6%減少(12/15)

エアウォレックス、英に5.9億ドル投資(12/15)

オーステッド、欧州陸上風力事業に2社関心(12/12)

電力コスト、50年に半減へ 再生エネ移行なら=NESO報告(12/12)

保険エイゴン、米国に本社移転=社名も変更(12/12)

新薬売り上げのNHS還元比率、14.5%に(12/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン