スウェーデンの家具製造・販売大手イケアが、フィリピン進出を検討している。2017年に現地1号店の開業を目指すという。地場財閥SMグループがイケアと合弁事業の立ち上げに向け交渉を進めていることを認めたとして、マニラブレティンなどが11日伝えた。
SMグループは、ファッション生活雑貨関連でユニクロやフォーエバー21といったブランドのフィリピン展開を手掛けている。投資持ち株会社SMインベストメンツのテレシタ・シー・コソン副会長は、「イケアは現地の提携先を探しており、当社以外にも小売り数社と交渉している」とコメント。イケアからは複数の条件が提示されており、要求に応えられるかの結論は出ていないと説明した。【NNAフィリピン】
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