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パンダが自然妊娠で4度目の出産=ウィーン

ウィーンのシェーンブルン動物園は8日、自然妊娠を経てパンダの赤ちゃんが生まれたと発表した。母親のヤンヤンにとって4度目の出産。パンダの飼育施設は人工授精を施すことが通例で、こうしたケースは非常に珍しいという。BBC電子版などが伝えた。

赤ちゃんは7日午前5時5分ごろ(現地時間)に誕生した。体表はピンク色で、体長約10センチ、体重100グラム。性別はまだ分かっていない。ヤンヤンが子育てに専念できるよう、動物園のパンダエリアは閉鎖されており、赤ちゃんの安全上、父親のロンフイも隔離されている。

ヤンヤンは2007年に初めて出産し、これまでに3頭を出産している。子供たちは自然の環境で育てるため、現在は中国にいる。

ピンク色の小さな赤ちゃんを世話するヤンヤン(シェーンブルン動物園提供)

ピンク色の小さな赤ちゃんを世話するヤンヤン(シェーンブルン動物園提供)


関連国・地域: オーストリアアジア
関連業種: 観光社会・事件

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