• 印刷する

星UOB、英不動産融資を中止=EU離脱受け

シンガポールの大手金融機関UOB銀行は、英国の欧州連合(EU)離脱が国民投票で決まったことを受けて、ロンドンの不動産購入向けの融資を一時中止することを決めた。同行の広報担当者が6月29日、ビジネス・タイムズに明らかにした。

UOBは英国のEU離脱決定によって同国経済の先行きが不透明となり、不動産価格が下落する恐れがあることから、融資の凍結に踏み切った。広報担当者は「不動産市場の動向を見守りながら、融資再開の時期を見極めたい」と話した。

既に融資を申し込んだ顧客の契約手続きは進める。融資交渉を行っている顧客については、7月4日まで申請を受け付ける。

UOBなどシンガポールの銀行は、英国向けではロンドンの物件に限り不動産ローンを提供している。国民投票の結果を受けて、こうした融資を凍結するのはUOBが初めて。ビジネス・タイムズによると、他の銀行は現時点で融資を継続する方針を示している。【NNAシンガポール】


関連国・地域: シンガポール英国EUアジア
関連業種: 金融建設・不動産マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

洋上風力発電所、政府が承認 スコットランド沖合=世界最大級(08/04)

オープンAI、データセンター事業に参画(08/04)

高級車JLR、マーデルCEO退任へ(08/04)

航空IAG、上半期は43.5%増益(08/04)

再生エネ、総発電量の50%超に=24年(08/04)

ユーロ圏製造業、7月も分岐点割れ続く(08/04)

英国、規制強化で高層住宅建設に遅延相次ぐ(08/04)

ネーションワイド住宅価格、2カ月ぶり上昇(08/04)

セインズベリー、フェクスコに両替事業売却(08/04)

クラーナ、英でデビットカード発行へ(08/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン