• 印刷する

星UOB、英不動産融資を中止=EU離脱受け

シンガポールの大手金融機関UOB銀行は、英国の欧州連合(EU)離脱が国民投票で決まったことを受けて、ロンドンの不動産購入向けの融資を一時中止することを決めた。同行の広報担当者が6月29日、ビジネス・タイムズに明らかにした。

UOBは英国のEU離脱決定によって同国経済の先行きが不透明となり、不動産価格が下落する恐れがあることから、融資の凍結に踏み切った。広報担当者は「不動産市場の動向を見守りながら、融資再開の時期を見極めたい」と話した。

既に融資を申し込んだ顧客の契約手続きは進める。融資交渉を行っている顧客については、7月4日まで申請を受け付ける。

UOBなどシンガポールの銀行は、英国向けではロンドンの物件に限り不動産ローンを提供している。国民投票の結果を受けて、こうした融資を凍結するのはUOBが初めて。ビジネス・タイムズによると、他の銀行は現時点で融資を継続する方針を示している。【NNAシンガポール】


関連国・地域: シンガポール英国EUアジア
関連業種: 金融建設・不動産マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

1800人をAIに置き換え アリアンツ、独保険大手で初(11/27)

秋季予算、260億ポンド増税 国民負担率38%で過去最高に(11/27)

英最低賃金、来年4月に4.1%引き上げ(11/27)

低技能労働者、35年までに300万人失職も(11/27)

イングランド、観光税の徴収可能に(11/27)

CBI小売売上高、11月は落ち込み加速(11/27)

ヒースロー拡張計画採用 英政府、総事業費490億ポンド(11/26)

欧州新車登録台数、10月は4.9%増加(11/26)

英、85カ国からの渡航にETA義務化=2月(11/26)

石油シェル、フェラーリにグリーン電力供給(11/26)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン